当事務所のモットーは「明るく、働き易く、働き甲斐のある」職場です。
この「職場」とは、経営の 3 要素である人が属する空間であり、
▶ 人は協働の場として、職場での共同作業を通じ、チームワークの大切さとそのスキルを学ぶ空間。
▶ 後継者の成長をみながら、チャレンジのある仕事を割り振り、丁寧に人材育成をしてきた空間。
▶ 仲間と一緒に頑張る中で、多くの人が仕事に引き込まれ、高い意欲を持って仕事をするモチベーションの源泉となる空間。(NHK プロジェクト X )
▶ 1 日の大半を過ごす中心的な生活空間として家庭に次いで最も重要な社会空間。
▶ 会社の理念や文化が最終的に腑に落ちるのは、職場でのコミュニケーションを通じてであり、価値観や考え方の共有化刷り込みが行われる空間。
職場は以上のような、表の面を持ち、一方、
▶ 協働の場であるとともに、競争が行われる空間
▶ 育成の場であると同時に、評価・選別が行われる空間
▶ コミュニティであると同時に、参加の対象であり、 常に個人として選んで、ある期間参加する集団という側面がある空間。
▶ 職場は同質化を進める中で、同時に自分の意見が安心して言える場として、異質性を発露する空間。
という裏の面も持っていた。
このように、職場は、表の機能を持ちつつ、裏の機能とバランスを保ち、わが国の企業組織で大きな役割を担ってきました。
この職場を活性化することで、企業経営を強化していきましょう。
職場コミュニケーションと人事制度の設計
経営の根幹をなす人事制度、この人事制度の設計は、職場コミュニケーションを活性化するような仕組みを取り入れてなされる必要があります。
では、このような仕組みを取り入れた人事制度の設計手法とは。
あくまでも、経営の原点は職場にあり、その構成員を巻き込む必要があります。
近年、目標管理が、職場の管理手法として発達してきました。
この目標管理を適切な形で取り込むことと、適切な人材育成に貢献する人事階層制度、その裏付けとなる賃金制度という処遇制度により、仕組みを活性化していきます。
人事制度、処遇制度、目標管理というと、すぐ大企業で採用されているような大規模で複雑なシステムを思い浮かべるかもしれません。
しかし、中小企業には、自身に合った身の丈サイズの人事制度が必要となります。
この制度を構築し、活用していくために、公的な支援を利用することもお考えください。
この支援として、厚生労働省は、
キャリア形成助成金 従業員の人材育成への活用
キャリアアップ助成金 非正規雇用従業員の人材育成を通じ、雇用を安定
職場環境改善助成金 長時間労働を抑制する等の、快適な職場づくりを推進
という助成金を用意しています。
職場の活性化を実現する人事制度を構築するのに際し、これらの助成金の活用も視野に入れられてはいかがでしょうか。
但し、助成金の申請は、それ自体を目的とすることなく、制度設計を行い、運営し、その成果を出した結果についてくるものとお考えください。
以上の詳細を、
平成 28 年 10 月 20 日木曜日 午後 2 時より午後 3 時半までの予定で、
神戸商工会議所西神戸支部(神戸市長田区久保町6丁目1－1－302－②アスタくにづか4番館東館3階)
にて
「職場の活性化を実現する人事制度」
という題目で、当、城戸社会保険労務士事務所の城戸信幸特定社会保険労務士が講演します。
参加費は無料ですので、是非、ご参加いただき、あなたの職場を活性化してください。
お問い合わせは、神戸商工会議所 西神戸支部 (電話:078-641-3185)までお寄せください。
講演会のリーフレットは、下記の当事務所ホームページよりも入手できます。
編者注：城戸信幸社会保険労務士の「職場の活性化を実現する人事制度」は、好評のうちに終了いたしました。
こうべ企業の窓口会員 城戸社会保険労務士事務所 西神戸オフィス
〒651-2123 兵庫県神戸市西区天王山 14 番地の 2
TEL 078-975-3337
所長 特定社会保険労務士 城戸信幸
メール：nobukido81@yahoo.co.jp
ホームページ ：http://www.sr-kido.com/
このコラムをご覧になって、専門家にお電話いただく際には、「『My法務コラム』を見て電話した」とおっしゃっていただけると、スムーズです。
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